準まつり体制で開かれている弘前公園の弘前さくらまつりは22日、外堀の一部で散った桜の花びらが水面を埋め尽くす「花筏(はないかだ)」が見ごろを迎えた。水面に敷き詰められたピンク色のじゅうたんが来園者を魅了している。まつりは23日、5月5日までの「本会期」があらためて開幕する。
花筏は、市公園緑地課職員が外堀の水流を調整し、1カ所に花びらが集まるようにして出現させる。桜吹雪が舞う中、堀の幅に沿って長さ数メートルの花筏ができ始め、木々に広がるいつもの花の眺めとは違う風情を楽しんでいた。
西堀の桜のトンネルは満開で見ごろが続いているが、園内は散り始め、外堀は一~三分散り、西堀左岸は三分散り。同課の桜守・橋場真紀子さんは「散り際もまだまだ豊かな花を楽しめる。花筏は混雑するので、歩きながら楽しんでもらえれば」と語った。
黒石市から妹と見物に訪れた藤村紀子さん(72)は「今年は長く見ごろが続いている気がする。桜が咲いてから公園に来るのは3回目だが、いつ来ても楽しめる」と話していた。
見どころを増やして来場者を分散させようと、市は同日、追手門前に夜間点灯するちょうちん二張りを設置した。本丸展望デッキは入場制限した上で開放していたが、満開とともに混雑したため、同日から5月5日まで閉鎖する。
花筏は、市公園緑地課職員が外堀の水流を調整し、1カ所に花びらが集まるようにして出現させる。桜吹雪が舞う中、堀の幅に沿って長さ数メートルの花筏ができ始め、木々に広がるいつもの花の眺めとは違う風情を楽しんでいた。
西堀の桜のトンネルは満開で見ごろが続いているが、園内は散り始め、外堀は一~三分散り、西堀左岸は三分散り。同課の桜守・橋場真紀子さんは「散り際もまだまだ豊かな花を楽しめる。花筏は混雑するので、歩きながら楽しんでもらえれば」と語った。
黒石市から妹と見物に訪れた藤村紀子さん(72)は「今年は長く見ごろが続いている気がする。桜が咲いてから公園に来るのは3回目だが、いつ来ても楽しめる」と話していた。
見どころを増やして来場者を分散させようと、市は同日、追手門前に夜間点灯するちょうちん二張りを設置した。本丸展望デッキは入場制限した上で開放していたが、満開とともに混雑したため、同日から5月5日まで閉鎖する。