弘前市立博物館は、弘前城の歴史や城下の風景の移ろいを探る企画展「絵図・地図・写真!移りゆく弘前城展」を開いている。約100点の絵図や地図、古写真から、400年以上にわたり街の中心にある弘前城の機能の移り変わりなどをたどる。5月16日まで。
絵図は、築城から約30年後の1645(正保2)年に描いたと推定されるものから、幕末1871(明治4)年のものまで計12枚を展示。堀の様子や家臣の居住場所の変化などから、社会情勢に合わせて城の機能が変わっていったことが見てとれる。明治以降では、現在も残る商店や会社の名前が載った地図のほか、弘前城周辺を撮影した約70年前の写真と同じ角度から撮った現在の写真を並べた展示などが並ぶ。
同館の三上幸子学芸員は「弘前の街の根本であった場所であるとともに、市民の魂のふるさととしての桜が咲く場所。桜が咲くのに合わせて街の歴史を少し振り返ってもらえたらうれしい」と話した。
会期中の休館日は19日。観覧料は一般300円、高校大学生150円、小中学生100円。問い合わせは同館(電話0172-35-0700)へ。
絵図は、築城から約30年後の1645(正保2)年に描いたと推定されるものから、幕末1871(明治4)年のものまで計12枚を展示。堀の様子や家臣の居住場所の変化などから、社会情勢に合わせて城の機能が変わっていったことが見てとれる。明治以降では、現在も残る商店や会社の名前が載った地図のほか、弘前城周辺を撮影した約70年前の写真と同じ角度から撮った現在の写真を並べた展示などが並ぶ。
同館の三上幸子学芸員は「弘前の街の根本であった場所であるとともに、市民の魂のふるさととしての桜が咲く場所。桜が咲くのに合わせて街の歴史を少し振り返ってもらえたらうれしい」と話した。
会期中の休館日は19日。観覧料は一般300円、高校大学生150円、小中学生100円。問い合わせは同館(電話0172-35-0700)へ。