花見名物の黒いおでん、第2弾は大根/弘前

新たに販売を始めた「黒だいこん」を手にする工藤さん

 弘前公園(青森県弘前市)で開催中の弘前さくらまつりで、真っ黒なこんにゃくでおなじみの「ジャンボおでん」に、厚さ5センチの「黒だいこん」が仲間入りした。来園者の注目を集めている。

 黒こんにゃくを40年以上販売してきた「くどう勝酒店」が、客からの「もう1品増やしてみては?」という要望に応えた。こんにゃく以外の具材には初挑戦だった。試行錯誤を重ね、約1年かけて仕上げた。

 秘伝の汁で煮込んだ大根は箸で簡単に割ることができ、真っ黒な見た目に反して、だしが利いた優しい味わいが光る。

 店主の工藤大治さん(57)は「こんにゃくと同じように、まつりのお客さんに浸透して、新しい名物となれば」と話している。1個300円。

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