VR映像で白神山地の自然を楽しめる展示会場

 青森県主催の「白神山地VR(バーチャルリアリティ)体験×写真展」が6日、青森市の県立美術館コミュニティギャラリーで始まった。世界自然遺産・白神山地の動植物や現地の体験プログラムを、その場にいるような360度映像で楽しめる。21日まで。

 白神山地の魅力を、訪れたことがない人に知ってもらおうと県が初めて企画。本年度、県職員と映像制作を行う青森市の事業者が、季節ごとに実際に現地を歩きながら、ドローンや360度カメラで撮影した。

 VR映像は会場6カ所にある専用のゴーグルを着けて楽しむ。大川や白神岳を上空から撮影した様子や、間近で見る暗門の滝、岩木川を下るラフティングは臨場感がある。カメラに近づいてくる猿の親子も目の前で観察できる。

 県自然保護課の松村浩二課長は「世界遺産の価値を知ってもらい、足を運ぶきっかけになれば」と話した。

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