東青の「半島と岬」魅力PR、青森県が誘客事業

夏泊半島大島を散策したツアーの参加者ら

 東北新幹線新青森駅が開業10周年、北海道新幹線奥津軽いまべつ駅が開業5周年を迎える中、青森県東青地域県民局は管内の「半島と岬」の魅力PRのため、平内町の夏泊半島や津軽半島で誘客促進事業を実施している。2日は県内外に発信力を持つ関係者を招き、夏泊半島や青森市浅虫の観光スポットを巡った。

 関係者向けツアーに参加したのは、料理家のなぎさなおこさん(八戸市)やエフエム青森、FMいるか(北海道函館市)のパーソナリティーら5人。同日午後は夏泊半島の大島を散策しながら、写真を撮ったり風景を楽しんだりした。

 津軽海峡フェリー営業部の杉山寧さんは「会社のホームページやブログでツアーの写真を掲載し、PRしたい」と話した。同日は浅虫温泉に宿泊し、4日までの日程で竜飛埼灯台(外ケ浜町)や道の駅いまべつ(今別町)など津軽半島の観光名所を訪れる予定。

 同県民局地域連携部は、11月に東青5市町村と開く東青誘客推進検討会議で今回のツアーの成果を報告し、地域内の魅力向上を図ることにしている。

 同部地域支援チームの鈴木秀副参事は「夏泊半島から青森市、津軽半島を周遊することで滞在時間が長くなり、地元に経済効果が生まれる」と期待した。

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