下北半島の「穴場」妄想旅行いかが/YouTubeで配信

薬研渓流散策コース1.4キロをウオーク。女性ガイドの説明を聞きながら森林浴=13日

 一人旅の女性目線の動画をインターネットで配信し、新型コロナウイルスで旅行を控えている人に、青森県内を旅しているかのように妄想してもらいたい-。青森市や下北地域の旅行関係者らでつくる「青森『地域植物+ウェルネス』ツーリズム共創実行委員会」が13、14の両日、下北半島の「穴場」を旅する様子を撮影、配信した。

 ヒバが生い茂る奥薬研(むつ市)の森林ウオーク、下風呂温泉(風間浦村)での入浴、昭和の風情漂うスナック「ドランカー」(同)で人情に触れ、青森ヒバ専門の製材所・村口産業が運営する手作り木工館「わいどの木」(同)で、ヒバチップを敷き詰めたベッドに横たわり深呼吸。

 両日の旅のテーマは「よみがえり」。動画投稿サイト・ユーチューブでは、旅館のおかみや、下北マグ女との交流の様子も見ることができる。

妄想旅行 新型コロナウイルスの影響で、青森県への旅行を控えている人たちに動画配信で旅行気分を味わってもらう企画。土産品の詰め合わせ「旅のお供セット」を購入した人には動画を見ながら、より一層「旅と地域」への関心を高めてもらうクラウドファンディング(CF)。動画を見るだけでも可。CFの詳細はURL(https://camp-fire.jp/projects/view/278417)から確認できる。

下風呂温泉「まるほん旅館」の浴場。大湯系のお湯で、ひとりゆったり汗を流す=13日

青森県産ヒバのベッドに横たわり、ヒバチップに埋もれる。「ヒバの香りに包まれ癒やされる」=14日、風間浦村の「わいどの木」

下風呂温泉郷にあるスナック「ドランカー」。お酒の力も借りて、地元の常連さんたちと意気投合=13日

まるほん旅館に宿泊した翌朝、温泉街をぐるり散歩。下風呂漁港ではイカ釣り漁船を間近で見学=14日

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