ワ・ラッセのエントランスホールで展示されているミニねぶた

 新型コロナウイルス感染防止のため、4月10日から休館していた青森市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」が1日、営業を再開した。同日から青森市の若手制作者4人が手掛けたミニねぶたの新作が1階のエントランスホールに展示され、来館者を出迎えている。

 ミニねぶたの展示は、後継者の育成を目的に毎年同館で開催されている。同日、展示が始まったのは、吉町勇樹さん(31)制作の「金太郎」、林良紀さん(18)の「浪士燕青(ろうしえんせい)」、倉内裕太さん(30)の「坂田公時(さかたのきんとき)」の3台。「全国小・中学生ねぶた下絵コンクール」の最優秀作品を基に制作し、3月末から展示している板垣大地さん(38)の「ともに前へ」と合わせて計4台となった。吉町さんと倉内さんはミニねぶたのデビュー作になるという。

 ワ・ラッセ事業推進課の吉岡隆課長は「今年はねぶた祭はないが、若手制作者の渾身(こんしん)の作品を見て、祭りが続いていくことを感じてほしい」と語った。

 「ともに前へ」以外の3台は14日までワ・ラッセで展示され、その後は8月中旬まで青森空港、新青森駅、津軽海峡フェリーに1台ずつ展示される。

 ワ・ラッセでは感染症対策として、来館者への検温を実施し、はやし体験や紙張り体験などのイベントは中止している。

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