磯辺揚げサンド食べて 地元高校生販売

「いそべちゃんサンド」のチラシを手にする赤垣さん。ランタンまつり会場で販売する

 青森県野辺地町の野辺地観光物産PRセンターで2月1日、今年の「のへじ停車場ランタンまつり」が開かれる。イベントでは同町の高校生3人が、郷土料理である「豆腐の磯辺揚げ」を使ったサンドイッチの販売を担当する予定で、「おいしさを伝えたい」と張り切っている。

 磯辺揚げのサンドイッチ「いそべちゃんサンド」は、同町の若手社会人らでつくる団体「WACCA(わっか)」が、町内の食堂やパン店の助言を受けながら本年度開発した。商品づくりに当たり地元の高校生にも参加を呼び掛けたところ、野辺地高校と野辺地西高校の男女3人が手を挙げた。

 野辺地高の赤垣慶凌さん(2年)は、19日に開かれた調理実習にも参加。豆腐やナガイモを使った磯辺揚げを自らも作った。「町のために何か役立ちたかった」と話す赤垣さんは、「『うなぎもどき』と言われる通り、本当にウナギのような味がして、おいしかった。皆さんに味わってほしい」と意気込む。

 いそべちゃんサンドは350円(税込み)で、当日は40個を販売。このほかカワラケツメイを使ったミルクティーなども売り出す。

 ランタンまつりは午後1時から。会場では雪のランタン作りや餅つき、節分豆まき、ライブステージなども予定している。

 問い合わせは、のむらとうふ店(電話0175-64-2947)へ。

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