年末年始に向けた青森県五戸町の恒例イベント「タウンズ・イルミネーション」が11月29日、歴史みらいパークで開幕した。会場には多くの親子連れらが訪れ、夜空を彩る光の競演を楽しんだ。

　町商工会などによる中心商店街活性化チーム「プロジェクトV（ファイブ）」が主催。午後4時から開かれた点灯式では、若宮佳一町長と境寛町観光協会長、高橋敏町商工会長、子どもたち約10人がスイッチを入れ、約10万個の発光ダイオード（LED）が一斉に輝いた。

　会場では、高さ約10メートルの「光のツリー」をはじめ大小のツリーが並び、「光のハート」や「光のトンネル」、LEDの光を反射する「デコレーションボール」などが幻想的な雰囲気を演出。イベントに合わせ、同町の地縁団体「銀座振興会」も中心商店街の18カ所に電飾を設置した。

　訪れた子どもたちは、寒さにも負けず光の競演を満喫。同町の古里莉子ちゃん（5）は「きらきらしたツリーが並んでいてきれい」と喜んでいた。

　タウンズ・イルミネーションは来年1月7日まで。午後4時から同9時まで点灯する。問い合わせは町商工会（電話0178-62-3151）へ。