十和田湖でエコな「Eーbike」の試乗会

ヤマップの担当者(右)からEーbikeの仕様について説明を受ける参加者=十和田湖畔休屋地区の桟橋前広場

 青森県十和田市のDMO(観光地域づくり推進法人)・十和田奥入瀬観光機構は11日、十和田湖畔でスポーツバイク用電動アシスト付き自転車「E-bike」(イーバイク)の試乗会を開いた。これまでも、一部の事業者がいわゆる「ママチャリ」に電動アシストが付いた自転車の貸し出しを行っていたが、湖畔には勾配のきつい箇所もあり、欧米客などから寄せられる「湖畔を自転車で一周したい」という要望には応えられていなかった。参加した観光関係者らは、湖畔の新たな魅力創出に向け手応えをつかんだ。

 試乗会は、登山・アウトドア関連のスマートフォンアプリを手がけ、国立公園での「E-bike」レンタル事業導入に向けて取り組むアウトドア事業者「ヤマップ」(本社福岡市)の提案で行われた。

 観光関係者が休屋地区の桟橋前広場などでE-bikeを試乗。同機構の阿部昌孝観光地域づくりゼネラルプロデューサーは「普通の自転車と同じような感覚で乗りやすい。自然景観を楽しみながら風を感じられるし、アクティブな活動を好むインバウンド(訪日外国人客)向けにもすごくいいと思う」と感想を述べた。

 ヤマップの大土洋史営業・企画マネージャーによると同社は、大手電機メーカーパナソニック関連会社が開発した車体と、同社が開発するおすすめルートなどを案内するスマートフォンアプリの組み合わせで、中部山岳国立公園と大山隠岐国立公園でのE-bike導入に向け調整中。

 導入に当たっては、車体価格が30万円超と高額であることなどから、単なる移動手段としてではなく、ルートや名所を整理し、アクティビティー(リゾート地での遊び)としての魅力を高める努力も必要になると説明した。

 大土マネージャーは「幅広い層の方に自然を体感してもらいたい。疲れが少ないので、より広い範囲で十和田湖畔を楽しんでもらえるようになると思う」と導入に向けPRした。

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