メバルちゃんこ鍋完成/中泊・10日から販売


 青森県中泊町の中泊メバル料理推進協議会が開発を進めていた冬期間限定の新ご当地グルメ「中泊メバルちゃんこ鍋」が完成し8日、町総合文化センター・パルナスで関係者にお披露目された。同町特産のメバルをはじめ、ナガイモ、山菜など町内産の具材をふんだんに使った1人用の鍋で、10日から町内3店舗で販売される。

 同ちゃんこ鍋は、同町が宝富士と阿武咲の両現役関取を輩出した「相撲の町」であることにちなんだ新メニュー。鍋に入れる具材などには、ナガイモなら「粘り腰」といった相撲にまつわる21のキーワードが込められている。

 完成発表会では、メニュー開発を指導したヒロ中田さん(リクルートライフスタイルじゃらんリサーチセンターエグゼクティブプロデューサー)がキーワードを一つずつ説明。九つの升に入った具材を順番に鍋に入れる食べ方や、おにぎりをスープに投入した雑炊を紹介した。会場には「メバルしょうゆ」「トマトみそ」「シジミ塩」の3種類のスープの鍋が用意され、参加者が具材を自分好みに煮込んだりして楽しんでいた。

 同協議会の中畑哲也会長は「冬場に店舗まで足を運ぶのは大変かもしれないが、食べる価値のある鍋。中泊町のメバルのおいしさを一人でも多くの人に知ってほしい」と話した。

 同ちゃんこ鍋を取り扱うのは「くつろぎダイニング哲。」、農産物加工販売施設「ピュア」、「しじみ亭奈良屋」の3店。販売は来年3月末まで、目標数は2千食。価格は1800円(税込み)。

九つの升に入った具材を順番に入れて食べる中泊メバルちゃんこ鍋

中泊メバルちゃんこ鍋を試食する参加者

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