青森県の「ご当地食めぐりキャンペーン」始まる

「食のエリア」登録料理を紹介するパンフレット。県内では観光施設や道の駅で配布している

 青森県は11月から「あおもりご当地食めぐりキャンペーン」を始めた。県内の郷土料理やご当地グルメを食べて応募すると計53人に県産品が当たる。応募は来年2月末まで。青森県の食の情報を積極的に発信して地産地消を促しながら、観光客数が落ち込む冬期間の誘客にもつなげたい考えだ。

 キャンペーンは、県が2010年度から取り組んでいる「あおもり食のエリア」事業の一環で初めての試み。東青、中南、西北、三八、上十三、下北の6エリアごとに、地域食材を使った特徴的な料理や地元でしか味わえない郷土料理を認定登録し、専用のパンフレットやホームページで紹介している。

 登録された料理は黒石つゆやきそば、八戸せんべい汁、深浦マグロステーキ丼など計48種類(2019年3月末時点)。うち季節限定メニューやイベント限定メニューを除く35料理が対象となる。

 対象194店舗は県総合販売戦略課のホームページ「青森のうまいものたち」で確認できる。対象料理を含む500円以上のレシートの写真を撮影し、スマホなどで専用フォームから応募すると、抽選で大間産マグロや県産活ホタテ、せんべい汁セットが当たる。

 期間中は大型PRポスターを首都圏のJR主要駅などに張り出し、料理を広くアピールする。荒関雅彦課長代理は「県民に地元の料理や食材を再認識してもらい、県外の方には青森県の食の魅力を知ってもらうきっかけになれば」と話した。

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