好みのこけしを求めて真剣に品定めする来場者ら

 全国のこけし工人が作品を展示販売する「第32回全国伝統こけし工人フェスティバル」が19日、青森県黒石市の津軽こけし館で始まった。津軽系など全国8系統25人の工人が参加。県内外から集まった愛好家らでにぎわった。20日まで。

 大雨の中、開館の30分前から会場前に約70人のファンが長い列を作り、午前9時に開館すると館内は一気に大盛況。来場者らは気になるこけしを手に取り、少しずつ異なる表情をじっくり見ながら気に入ったものを次々にカゴの中に入れていった。

 毎年家族で訪れるという団体職員の男性(40)=盛岡市=は「最近旅行先でこけしを買うようになった。どれも表情がかわいい」と話した。夫婦で訪れた宮崎秀春さん(69)=八戸市=は「昨年退職したので今は全国のこけしを見て回っている。津軽系の優しい表情が特にお気に入り」と語った。

 津軽こけし工人会会長の阿保六知秀(むちひで)さん(69)は「こけしのイベントはリピーターが多く、毎年新作を楽しみにしている。ファンの期待に応えようと、全国の工人と切磋琢磨(せっさたくま)できるのは楽しい」と話した。

 最終日の20日は午後4時まで。

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