桜のジャージー柄入りリンゴ制作/平川の農家

平川市の若手リンゴ農家が栽培しているラグビー日本代表のジャージー柄のリンゴ=平川市新館地区

 「世界一」のリンゴで、日本代表の世界一を後押し-。日本で開催中のラグビーワールドカップ(W杯)をさらに盛り上げようと、青森県平川市の若手リンゴ農家たちが日本代表のジャージー柄などが描かれた絵入りリンゴを作っている。

 同市新館地区の小野洋貴(ひろたか)さん(39)の園地で栽培している大玉品種の世界一を使用。9月18日に、独自に作ったカッティングシールをリンゴの表面に貼る作業を行った。シールを貼った部分には色が付かないことを利用し、日本代表の赤白ストライプに1~23までの背番号を入れた桜のジャージー柄や、出場国の国旗、「JAPAN」、「けっぱれ」の文字入りなど、約100個を作った。

 9日は、小野さんら5人で収穫作業を行った。一度冷蔵してからシールを剥がすと、きれいな図柄がリンゴに現れた。小野さんは「国内でラグビーが盛り上がっている中、自分たちにできるのはリンゴ作り。リンゴの『世界一』のように、日本代表にも世界一になってほしい」と話した。

 今回作った絵入りリンゴの一部は、13日に岩手県釜石市の鵜住居復興スタジアムで行われるナミビア-カナダ戦に合わせ、同市の市民ホール内に設けられている「ファンゾーン」で展示する予定。

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