今夏に世界文化遺産の国内推薦候補に決まった「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産である、青森県つがる市の「田小屋野貝塚」や「亀ケ岡石器時代遺跡」などを巡る「縄文ロマン」バスツアーが9月28、29の両日、開かれた。2日間で県内外の13人が参加、ボランティアガイドの説明を受けながら、縄文人の生活などに思いをはせた。
世界文化遺産登録に向けた機運を盛り上げようと、市が市内の縄文遺跡関連施設に特化した内容でツアーを初めて企画した。田小屋野貝塚、亀ケ岡石器時代遺跡のほか、縄文館や縄文住居展示資料館「カルコ」などを巡った。
両日ともツアーには同市の坂本紀子さん(60)、松木文子さん(60)のボランティアガイド2人が同行。女性の人骨が発見された田小屋野貝塚では、動物の骨やシジミ貝がたくさん出土され、縄文人は豊かな暮らしをしていたことや、動物の骨を加工し道具やアクセサリーも作っており、自然と共生しながら生活していたことが分かる-などと説明した。
五所川原市の無職藤元徳造さん(80)は「縄文遺跡巡りが好きなので参加した。ガイドの説明がとても分かりやすく勉強になった」と話した。
ツアーは10月5、6、12、13日も実施。料金は1人5千円(松花堂弁当とそばの昼食、施設入館料、ガイド付き)。1日1便で先着20人。予約はツアー実施2日前までに、同市商工観光課内の市観光物産協会(電話0173-42-2111)へ。
世界文化遺産登録に向けた機運を盛り上げようと、市が市内の縄文遺跡関連施設に特化した内容でツアーを初めて企画した。田小屋野貝塚、亀ケ岡石器時代遺跡のほか、縄文館や縄文住居展示資料館「カルコ」などを巡った。
両日ともツアーには同市の坂本紀子さん(60)、松木文子さん(60)のボランティアガイド2人が同行。女性の人骨が発見された田小屋野貝塚では、動物の骨やシジミ貝がたくさん出土され、縄文人は豊かな暮らしをしていたことや、動物の骨を加工し道具やアクセサリーも作っており、自然と共生しながら生活していたことが分かる-などと説明した。
五所川原市の無職藤元徳造さん(80)は「縄文遺跡巡りが好きなので参加した。ガイドの説明がとても分かりやすく勉強になった」と話した。
ツアーは10月5、6、12、13日も実施。料金は1人5千円(松花堂弁当とそばの昼食、施設入館料、ガイド付き)。1日1便で先着20人。予約はツアー実施2日前までに、同市商工観光課内の市観光物産協会(電話0173-42-2111)へ。