メバルちゃんこ鍋 中泊の新ご当地グルメ

冬季限定メニューとして11月10日デビューする「中泊メバルちゃんこ鍋」

 青森県中泊町の中泊メバル料理推進協議会(中畑哲也会長)が開発を進めている冬期間限定の新ご当地グルメ「中泊メバルちゃんこ鍋」の試食会が18日、同町の日本海漁火センターで行われた。メバル、シジミ、ナガイモ、山菜などの多くの具材が町内産。これらをこだわりのスープで煮込む逸品に、濱舘豊光町長は「町の食材が見事なコラボレーションをしている」と太鼓判を押した。

 同ちゃんこ鍋は同町が宝富士と阿武咲の両現役関取を輩出した「相撲の町」であることにちなんだ新メニュー。鍋に入れる9種の具材は、ナガイモなら「粘り腰」といった相撲にまつわるエピソードが込められている。

 大相撲九州場所初日の11月10日に町内3店舗でデビュー予定。「くつろぎダイニング哲。」はメバルだしのしょうゆ味、農産物加工販売施設「ピュア」はトマトだしのみそ味、しじみ亭奈良屋はシジミだしの塩味と、それぞれ異なったスープの鍋を販売する。販売は本年度末までで目標数は3千食。価格は1800円(税込み)。

 しょうゆ味を試食した濱舘町長は「新たなメバルの食べ方としてメバルちゃんこ鍋を提案したい。新しいお客さまにもメバル膳を食べた方にもご満足いただけると思う」、みそ味を食べた小泊漁協の成田直人組合長は「若干の酸味がいい感じでヒット間違いない」と評価。メニュー開発を指導するヒロ中田さん(リクルートライフスタイルエグゼクティブプロデューサー)は「9割方完成しているが味の調整をして完成度を高めたい」と述べた。

開発途中の中泊メバルちゃんこ鍋を試食する濱舘町長(左)

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