東北10位内に6スポット、外国人に青森県人気

アスパム周辺を散策する外国人観光客=23日午前

 2017年8月~18年7月に東北地方を訪れた外国人滞在者の人気スポット上位10位(1キロメッシュ、駅・空港を除く)で、県内が6カ所を占めたことが東北経済産業局のまとめで24日、分かった。青森県に魅力的な観光素材が多数あることや北海道から観光客が流れてきていることなどが影響しているとみられる。青森県で最も多かったのは、青森市の県観光物産館アスパム周辺の5万9795人で、東北で2位だった。

 同局が地域経済などに関するさまざまな情報をインターネット上で閲覧できる「地域経済分析システム」(RESAS=リーサス)を使ってまとめた。

 1位は仙台市内(広瀬通周辺)の8万3191人。青森県では、3位が三沢市の星野リゾート青森屋周辺の5万766人、5位が十和田湖の3万3071人、7位が奥入瀬渓流の3万442人、8位が三沢市内(三沢基地周辺)の2万9905人、10位が弘前城の2万2677人だった。

 東北の代表的な観光地である宮城県の松島海岸は1万9344人、秋田県の角館武家屋敷は1万3850人だった。

 県観光連盟の高坂幹専務理事はアスパム周辺について、17年5月に青森空港に就航した天津便のツアーコースにねぶたの家ワ・ラッセ、アスパムが入ったことや、青森港へのクルーズ船寄港の効果を挙げた上で「アスパム、ワ・ラッセ、A-FACTORY(エーファクトリー)というタイプの違う施設が持ち味を出して営業努力してきた成果ではないか」と分析した。

 18年の青森県の外国人延べ宿泊者数(従業員10人以上の施設対象)は28万9750人で、宮城県の34万4420人に次いで東北で2番目の多さだった。青森県の宿泊者は台湾、中国、韓国、香港などが多かった。

 東北の上位10位に青森県の6カ所が入ったことに関し、高坂氏は青森県での外国人宿泊者の多さに触れながら「温泉、自然、歴史と魅力的なコンテンツがちりばめられている強みが外国人を引きつけたのではないか」と語った。

 一方、東北経済産業局の担当者は「明確には言えない」としながらも、「北海道から観光客が流れてきているほか、青森県がインバウンド(訪日外国人客)誘致に積極的であることも影響しているのでは」と述べた。

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