山田高サッカー部出身“リンゴ”レスラー奮闘

リンゴの覆面がトレードマークの山谷選手。5月5日に青森市で行う凱旋試合へ気合が入っている

 戦いの場は、ピッチからリングへ-。東北を中心に活動する「みちのくプロレス」(岩手県滝沢市)所属で、青森山田高校サッカー部出身のプロレスラー・山谷林檎(りんご)選手(23)=本名非公表、田舎館村出身=が青森県を盛り上げようと奮闘している。リングネームだけではなく、覆面も真っ赤なリンゴ。「倒れても、立ち上がる姿を見てほしい」。5月5日、青森市で凱旋(がいせん)リングに立つ。

 田舎館村内の小学校を卒業し、プロサッカー選手を目指して青森山田中、青森山田高に進んだ。同高サッカー部は全国屈指の強豪。ベンチには入れなかったが、毎日必死にボールを追いかけ足腰を鍛えた。

 プロレスも大好きだった。中学時代に試合を生で見て憧れ、高校1年でプロレスラーを志した。サッカーと並行してトレーニングに励み、高校卒業直後の2021年4月にみちのくプロレスに入門。翌22年5月、19歳でデビューを果たした。

 「青森山田のサッカー部よりきつい環境はないと思っていたけれど、プロレスラーはもっときつかった」。昨年は右肩をけがし、手術も経験した。それでも「自分が進んだ道だ」と自らを奮い立たせ、地道に体を鍛え、復活した。

 身長173センチ、体重78キロ。「JAWAMEGI(ジャワメギ)」という跳び技を得意とする。リングを下りれば「アイドルオタク」を自称。「りんご娘」はもちろん、「推し」の女の子たちを追いかける時間が癒やしとなっている。

 試合の入場曲はりんご娘の「JAWAMEGI NIGHT(ジャワメギナイト)!!」。郷土愛を前面に出して戦う姿に、少しずつファンも増えている。デビュー時から応援している青森市の会社員今陽一さんは「青森県出身のレスラーはあまりいない。やるからには世界を目指して頑張ってほしい」と期待を寄せる。

 デビューからちょうど4年となる5月5日、みちのくプロレスが青森市のはまなす会館で開くイベントでリングに立つ。「1年ぶりの凱旋。暴れ回りたい」

 チケットの問い合わせはみちのくプロレス(電話019-687-2431)へ。

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