落語を披露した立川談幸さん=14日午後

 青森県弘前市百石町の「弘前かだれ劇場」で毎月開かれている「わどなんど寄席」が14日、青森市でも始まった。毎月2回、落語家のほか講談師や曲芸師など多彩なメンバーが出演する。初日は新町の渡辺源四郎商店しんまち本店で約20人が舞台を楽しんだ。

 わどなんど寄席は弘前芸術鑑賞会(菊池清二代表)が設置した同劇場で2024年から開かれている。落語芸術協会が派遣する落語家らが出演する本格的な舞台が人気を呼び、弘前市以外からも常連客が増えたことから青森市での興行を決めた。

 初日は落語家の立川幸朝(こうちょう)さんと雷門小助六(こすけろく)さん、太神楽曲芸師の鏡味(かがみ)正二郎さんが出演。トリを務めた立川談幸(だんこう)さんは古典落語の「鹿政談」を披露し、柔らかな語り口に時折ギャグを織り交ぜながら会場を笑わせた。

 終演後、談幸さんは寄席について「大変ありがたいこと。定期的に長く続けてもらって芸人を育ててほしい」と話した。つがる市の男性会社員(25)は弘前の寄席にも通っており「聴ける場所が増えるのはうれしい」と喜んだ。

 わどなんど寄席は青森市で毎月14、24日、弘前市で毎月15、25日に開催。チケットは各回2500円(高校生以下千円)で、10月15日まで使える聴き放題のチケット(1万8千円)もある。

 問い合わせは弘前かだれ劇場(電話0172-40-4082、平日午前11時~午後5時)へ。


 

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