無事故、好天 祈り込め ビードルビーチで海開き

ビードルビーチ利用者の無事故を祈る関係者

 青森県三沢市の太平洋岸にある海水浴場「三沢ビードルビーチ」で12日、海開きと安全祈願祭が行われた。県や市などの関係者約20人が、9月1日までの遊泳期間中の好天と無事故を祈った。

 祈願祭で小桧山吉紀市長は「事故防止に努め安全管理を徹底したい。来場者に思い出深いシーズンになることを願う」と述べた。

 三沢市の沿岸部は従来、全域が遊泳禁止区域だったが、三沢漁港が1991年、三沢地区マリノベーション拠点漁港漁村整備計画(ふれあい整備)に認定。ビードルビーチは、同市初の海水浴場として県が同漁港南側に整備、2000年にオープンした。

 例年、県が海開き前に、浜辺に堆積した砂を取り除いている。海水浴場は市が運営。18年は開設期間52日間のうち、低温や台風の影響で遊泳可能日が30日間にとどまり、利用客は17年(遊泳可能日34日間)より2581人少ない1万613人だった。

 期間中の遊泳時間は午前9時半~午後4時。水温(18度以上)と気温(24度以上)の条件が満たされない時や荒天の場合には遊泳できない。

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