
日本を代表する切り絵画家・久保修さんによる展覧会「紙のジャポニスム ~切り絵 線のかたち~ AOMORI」(東奥日報社、東奥日報文化財団共催)が19日、青森市の東奥日報新町ビルNew’sホールで開幕した。初日は久保さん自身が作品を紹介するギャラリートークが特別に行われ、来場者は作品一つ一つにまつわるエピソードを聞きながら美しい切り絵の世界に浸った。
日本各地を巡って四季折々の風景や動物などを切り絵で表現している久保さんによる県内初の展覧会。代表作「因幡の白兎(うさぎ)」をはじめ、青森ねぶた祭や弘前城を題材にした新作など約150点を展示している。
久保さんはギャラリートークで、自身が切り絵を制作する前に必ず題材をスケッチするこだわりを紹介。「写真は全てが写ってしまうが、スケッチは自分の目を通して見た部分だけを描く。色鮮やかな切り絵も最初は白と黒2色の世界から始まる」と語った。
夫婦で訪れた青森市の神好行さん(66)は「どの切り絵も感動したけれど、一番はねぶたと花火を描いた作品。近くで見ると思ったよりも細かく切っていて驚いた」と感心していた。
切り絵展は8月31日まで。開館は午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)。入場料は一般・大学生1100円、中高生800円、小学生以下は無料。
日本各地を巡って四季折々の風景や動物などを切り絵で表現している久保さんによる県内初の展覧会。代表作「因幡の白兎(うさぎ)」をはじめ、青森ねぶた祭や弘前城を題材にした新作など約150点を展示している。
久保さんはギャラリートークで、自身が切り絵を制作する前に必ず題材をスケッチするこだわりを紹介。「写真は全てが写ってしまうが、スケッチは自分の目を通して見た部分だけを描く。色鮮やかな切り絵も最初は白と黒2色の世界から始まる」と語った。
夫婦で訪れた青森市の神好行さん(66)は「どの切り絵も感動したけれど、一番はねぶたと花火を描いた作品。近くで見ると思ったよりも細かく切っていて驚いた」と感心していた。
切り絵展は8月31日まで。開館は午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)。入場料は一般・大学生1100円、中高生800円、小学生以下は無料。