深浦「夕陽海岸」11年ぶり海開き安全祈願

海開きで初泳ぎを楽しむ園児たち=15日午前、深浦町の岡崎海岸

 青森県深浦町は15日、同町の岡崎海岸で「夕陽(ゆうひ)海岸ふかうら」海開き安全祈願祭を行った。同海岸では11年ぶりの開催。町内の保育園児が早速、初泳ぎを楽しんだ。

 6月下旬に県が公表した海水・湖水浴場の水質調査結果で同海岸は最高ランクのAA。関係者が安全祈願祭で今季の海水浴客の無事を祈った後、平沢一臣町長はあいさつで「いよいよ夏本番。津軽西海岸も本格的な海水浴シーズンを迎える。多くの方にきれいな海で思う存分楽しんでほしい」と述べた。

 この日の同町は午前11時半過ぎに最高気温31.1度を観測する真夏日となったが、海の水はちょっぴり冷たそう。それでも、町内2園の園児たち12人は先生たちと一緒に、コンクリートに囲まれた天然海水プールへ入り、水をかけ合ったり海の中から海藻を見つけたりして、はしゃいでいた。

 えの木保育園の黄金崎緒望(つぐみ)ちゃん(3)は「初めて海に入って楽しかった」と笑顔を見せた。

 町によると、海水浴シーズンの昨年7~8月、町内の岡崎、千畳敷、風合瀬、行合崎、大間越の各海岸の観光入り込み客は推計で計10万3226人。コロナ前の2019年7~8月は計13万3987人だった。

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