一足早くガイド「出陣」/青森ねぶた開幕まで1カ月

浪打小の児童たちに制作工程や題材について解説するねぶたガイドスタッフ

 青森ねぶた祭の開幕を1カ月後に控え、青森ねぶた祭実行委員会(奈良秀則委員長)は1日、青森市安方のラッセランドで「ねぶたガイド隊」の開所式を行った。今年も8月6日までの37日間、ねぶたの魅力や制作過程などを観光客らに解説する。

 ガイド隊は2002年に発足。今年は30~80代の男女23人がねぶた小屋を回りながら観光客を案内する。昨年は期間中のガイド利用客が2389人に上った。

 開所式では青森観光コンベンション協会の六角正人専務理事があいさつし、青森ねぶた運行団体協議会制作委員会の竹浪比呂央委員長が注意事項を説明した。

 今年からガイド隊の隊長に就いた今村孝さん(80)は隊員に「技術を十分に発揮し、親切丁寧な説明を通じて一人でも多くのねぶたファンをつくってほしい」と呼び掛けた。

 式後、隊員6人が校外学習で訪れた青森市の浪打小学校児童や観光客を早速案内。同小6年の横山凌久(よこやまりく)君(11)は「色付けだけでもたくさん工程があり、大変さが分かった」と説明に驚いていた。

 今年の活動時間は1~21日が午前10時~午後3時、22日~8月6日が午前10時~午後3時半(いずれも正午~午後1時は休憩)。問い合わせ、予約はねぶた小屋案内受付所(電話017-723-3266)か、ねぶたの家ワ・ラッセ(同752-1311)へ。

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