ナマハゲの勇壮な姿、観光客を魅了 「柴灯まつり」9日まで

 冬の北東北を代表する観光行事の一つで、7日に秋田県男鹿市で始まった「なまはげ柴灯(せど)まつり」では、今年も厳かな儀式やナマハゲの勇壮な姿が大勢の観光客を魅了している。9日まで。

 7日は1300人以上の観光客が真山神社に詰めかけ、各演目に人だかりができた。神事と若者がナマハゲに化ける儀式に続き、ナマハゲの所作を舞踊化した「なまはげ踊り」を披露。ナマハゲが跳びはねながら力強く舞った。


 クライマックスの「なまはげ下山」では、「うおー」と雄たけびを上げたナマハゲが観光客の間を練り歩いた。各地域の特色豊かなナマハゲが集まる「里のなまはげ乱入」では、観光客と一緒に写真を撮るなどして交流した。


 8日の乱入では、釜谷地地域の保存会が担い手不足により大みそかの行事を中断している土花地域の面もかぶって参加。釜谷地ナマハゲ保存会の佐藤勝会長は「他地域にも特徴のある面があり、ナマハゲ文化が根付いていたことを忘れないでほしい」と語った。

 真山神社の入場は事前申込制で、受け付けは終了している。

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