8月29日に閉店した青森県弘前市の百貨店・中三弘前店の名物ラーメン店「中みそ」が8日、同市駅前町の商業施設ヒロロで営業を再開した。午前11時の開店前には約50人が列をなし、野菜たっぷりで甘さの広がるみそラーメンを堪能した。
中みそのラーメンは中三弘前店で1971年に提供が始まった。同店の閉店後、中みそを惜しむ声を受けて中三の親会社Mik(ミック、青森市)の関連会社イーデライト(同市)が運営を引き継ぎ、ヒロロ4階のフードコートに出店することになった。
8日は営業が始まると待ちわびた客が次々に注文し、熱々のラーメンを頰張っていた。一番乗りの根岸昭子さん(66)=藤崎町=は「中三がなくなった時は『もう食べられないのか』と思ったけれど、ヒロロに入ってくれてうれしい。変わらずおいしい」と頰を緩めた。同市の会社員齊藤瞭季さん(20)は「匂いを嗅いだら、中三のエレベーターに充満する香りを思い出して懐かしくなった。たくさん食べに来たい」と話した。
中三で17年間中みその調理に携わり、今回ヒロロ店の店長になった三浦加奈さん(47)は「今まで以上に愛されるソウルフードとして、県外の人にも覚えていただけるよう頑張りたい」と述べた。午後7時がラストオーダー、中サイズ(麺1玉)が800円(税込み)。
中みそのラーメンは中三弘前店で1971年に提供が始まった。同店の閉店後、中みそを惜しむ声を受けて中三の親会社Mik(ミック、青森市)の関連会社イーデライト(同市)が運営を引き継ぎ、ヒロロ4階のフードコートに出店することになった。
8日は営業が始まると待ちわびた客が次々に注文し、熱々のラーメンを頰張っていた。一番乗りの根岸昭子さん(66)=藤崎町=は「中三がなくなった時は『もう食べられないのか』と思ったけれど、ヒロロに入ってくれてうれしい。変わらずおいしい」と頰を緩めた。同市の会社員齊藤瞭季さん(20)は「匂いを嗅いだら、中三のエレベーターに充満する香りを思い出して懐かしくなった。たくさん食べに来たい」と話した。
中三で17年間中みその調理に携わり、今回ヒロロ店の店長になった三浦加奈さん(47)は「今まで以上に愛されるソウルフードとして、県外の人にも覚えていただけるよう頑張りたい」と述べた。午後7時がラストオーダー、中サイズ(麺1玉)が800円(税込み)。