青森県弘前市の弘前公園で開かれている弘前城菊と紅葉まつり(1~10日)で、狩猟を疑似体験し、ジビエ(野生鳥獣肉)のアップサイクルを学ぶユニークなイベントが行われている。命をいただくことを伝える食育や、鳥獣被害を知ってもらうことが目的。植物園を山や林に見立てて散策するツアーで、モデルガンで「獲物」を捕獲したり、ジビエ料理を味わったりする。
まつり期間中、2~4日のみ行われ、ジビエの加工品を販売する「ジビエつがる」の盛英吾さん(40)=同市=が考案した。
2日の午後の部では、参加者は猟友会ベストを着てモデルガンを手にしたハンターさながらの格好で出発。あらかじめ設置されたクマやタヌキなどの足跡を探したり、動物の生態を学んだりした。約20分間のツアー終盤にはシカの置物を「捕獲」。その後、ニホンジカのミネストローネを食べ、命をいただくことを学んだ。
参加した石井博埜さん(11)=横浜市=は「動物の足跡の見分け方が分かった。銃は重かったけど楽しかった」と話した。盛さんは「『撃って食べる』ことの疑似体験を通して、命と食について考えてもらえたら」と述べた。午前10時~午後3時。参加費は1人2千円。
まつり期間中、2~4日のみ行われ、ジビエの加工品を販売する「ジビエつがる」の盛英吾さん(40)=同市=が考案した。
2日の午後の部では、参加者は猟友会ベストを着てモデルガンを手にしたハンターさながらの格好で出発。あらかじめ設置されたクマやタヌキなどの足跡を探したり、動物の生態を学んだりした。約20分間のツアー終盤にはシカの置物を「捕獲」。その後、ニホンジカのミネストローネを食べ、命をいただくことを学んだ。
参加した石井博埜さん(11)=横浜市=は「動物の足跡の見分け方が分かった。銃は重かったけど楽しかった」と話した。盛さんは「『撃って食べる』ことの疑似体験を通して、命と食について考えてもらえたら」と述べた。午前10時~午後3時。参加費は1人2千円。