津軽の作家 多彩なアート/つがる・弘法寺

横幅が十数メートルある巨大な絵画が飾られている会場。右は白戸副住職

 津軽地域中心の多彩なアーティスト11人のアート展「津軽のArtをお寺から」が、青森県つがる市木造吹原の「西の高野山 弘法寺」で開かれている。巨大な絵画、愛らしい石の置物、映像インスタレーションなどが数多く並び来場者を魅了している。11月4日まで。

 個性ある色とりどりの作品に触れてもらおうと同寺の白戸旦実副住職が企画した。今年で3年目。

 11人のうち10人は石ノ森エビナさん、湖愛さん、櫻庭利弘さん、仙安さん、彫魏(ほりたか)さん、工藤友哉さん、サイトウパピコさん、SuMiRe.さん、はる和さん、弘前のアレさん。風神雷神を題材にした巨大な絵、模様の美しい黒曜石のオブジェ、優雅さがある入れ墨の原画、ねぷた絵の技法を使った迫力ある女性の絵が印象的だ。

 残る出展者でデンマークのビルギット・クラスゴーさんは、死者への追悼と祈りを表現した映像インスタレーションを展示。日本三大霊場の一つ・むつ市の恐山に触発されたものだという。白戸副住職は「津軽地域にインスピレーションを受けた作品も多い」とPRしている。入場無料で午前9時~午後4時。

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