「津軽西海岸の石」テーマ 県外在住のアーティスト6組、オブジェや絵画など展示/弘前

石のオブジェにニットを覆った作品などが並ぶ「どんころ展」

 「津軽西海岸の石」をテーマにしたオブジェや絵画、写真を展示し、石の魅力を伝える「どんころ展 石を探しに、津軽へ」が15日まで、青森県弘前市の「HIROSAKI ORANDO」で開かれている。自然の造形美をモチーフとした作品が来場者の目を楽しませている。

 東京都と名古屋市在住のアーティスト6組が今年4月から6月まで、中泊町やつがる市などの海岸に数回赴き、石を観察したり、採取したりした。そこで受けた印象や感覚をもとに、独自の方法で創作した。

 角谷郁恵さん(東京)は陶器やガラス、紙を使って石を再現。色のグラデーションや艶やかさで、津軽の石の美しさと多様性を表している。

 名古屋市の作家「石の展開図」さんは、石のオブジェの表面をニットで覆った。独特な文様が石の温かみを伝え、細やかな線が時の流れや小宇宙をイメージさせる。

 小栗里奈さん(東京)は、実際の石や柔らかい素材を使って「石のぬいぐるみ」を制作。子どもと大人が作品を通して交流できる場をつくった。

 紙にまつわる雑貨店「PAPIER LABO.(パピエラボ)」(東京)は海岸で隣り合う石を、シンプルな構図と色で表現。「山フーズ」(同)は、食べられる石(石菓子)を出品した。岡本香音さん(同)は、作家たちの石探しの様子を映像に記録。会場で上映している。

 展示会はクリエイティブプロダクション「VEHICLE(ビークル)」(東京)が主催。代表の後藤工さんは県内五つの美術施設で開催中の「AOMORI GOKANアートフェス」で広報や運営などを担当。「どんころ展でも津軽の魅力を五感で感じてほしい」と話した。

陶器やガラスなどを使い津軽の石を表現した作品

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