「金魚ねぷた列車」6日運行開始/弘南鉄道大鰐線

弘南鉄道大鰐線の車内に取り付けられた金魚ねぷた

 弘前ねぷたまつりなど夏祭りのシーズンを盛り上げようと、弘南鉄道(本社青森県平川市)は大鰐線(中央弘前-大鰐)で6日から金魚ねぷた列車を運行する。4日、弘前市の津軽大沢駅構内で飾り付けをした。

 同社と弘南鉄道活性化支援協議会利用促進部会などが企画し、今年で5年目。この日は同社員ら約10人が、列車の荷物棚に直径15センチ前後の金魚ねぷた約350個と電飾を取り付けた。

 2022年に交流サイト(SNS)上で大きな反響を呼び、人気の金魚ねぷた列車。SNSの投稿や動画を見て来る観光客も多いといい、同社営業課の五十嵐慶太朗係長は「金魚ねぷた列車は外から見ても十分きれい。どんどん写真を撮って、SNSに上げてほしい」と呼びかけた。

 期間は8月31日まで。1日8往復運行する。土、日曜と祝日、弘前ねぷたまつり期間の1日、2日、7日の午後5時半以降に出発する列車は、金魚ねぷたの明かりをより楽しめるよう、車内の照明を落とす。運行時間は弘南鉄道のホームページで確認できる。


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