大湊新町の飲食6店がスタンプラリー/むつ

ポスターを手に「多くの人に大湊に来てほしい」とPRする浅利会長

 新型コロナウイルス禍などの影響で減退した街のにぎわいを再び取り戻そうと、青森県むつ市大湊新町の飲食店経営者ら有志でつくる大湊新町活性化委員会が、6月1日から大湊新町にあるバーとスナック6店で「夏のスタンプラリー大作戦」を始める。同委員会は「夜9時を過ぎると街を歩く人がいなくなってしまう窮状を変えるきっかけにしたい」と期待を込める。期間は7月10日まで。

 今月発足した同委員会の会長で、「BAR Rush」を経営する浅利智晃(ともあき)さん(55)によると、大湊新町では現在、居酒屋10店、バーとスナック18店が営業しているが、コロナ禍で約10店が閉店を余儀なくされたという。少しでも客足を増やす狙いで、スタンプラリーを企画した。

 参加者は対象店舗で300円のスタンプカードを購入し、各店舗で千円以上飲食するとスタンプをもらえる。スタンプを6個ためると応募でき、6店で使える1万円分の商品券や10社の協賛企業賞などが抽選で当たる。当選者は7月14日に発表する。浅利会長は「イベントを通じて大湊に数日滞在したり店を巡ったりしながら、お気に入りの店を見つけて魅力を感じてほしい」と語った。

 スタンプラリーの詳細は同委員会のインスタグラムで発信している。委員会は今後も年間を通じてイベントを企画していく方針。

 他の参加店舗は次の通り。

 ▽snack you…
 ▽snack MA.RI.N
 ▽BARLOUNGE Sea wind
 ▽snack ファーストクラス
 ▽サパー go west

むつ市

青森
むつ釜臥山「世界夜景遺産」認定祝いフェス
青森
GOMAさん 下北初の個展・むつ川内
青森
店主が技伝授 「むつまちゼミ」7日から
青森
伝統の山車5台練り歩く/川内八幡宮例大祭
青森
むつ-会津若松姉妹都市40周年記念 藩の歴史や交流振り返る/市立図書館で企画展