男鹿水族館GAO(秋田県男鹿市)のレストランメニューに、男鹿海洋高校食品科学科の生徒が考案した「男鹿の鱈(たら)としょっつるのペペロンチーノ」(1300円)が登場した。GAOは「年間を通して男鹿の食材を楽しんでもらえるメニューにしたい」と期待している。
新メニューを開発したのは、3年の佐藤花音(かの)さん、佐藤来海(くるみ)さん、清水心優(みゆ)さん。食品科学科では課題研究の一環として、地場産品などを活用したレシピ開発に取り組んでいる。館内のレストラン「フルット」で提供する男鹿産食材を使った新メニューを検討していたGAOが、市を通じて同校に協力を要請したのがきっかけとなった。
開発に当たり、「試作段階で魚の臭み抜きに苦労した」と佐藤来さん。清水さんも「パスタの塩加減など味付けに関する調整が難しかった」と語る。依頼を受けた昨年5月以降、試作と試食会を重ね、半年ほどかけて完成させた。
メインの具となるタラは、地元の水産加工会社男鹿冷凍が調達、加工を担当。高性能の急速冷凍技術を活用することで、冷凍でも食材の品質が保たれるといい、レシピ通りの仕上がりに一役買った。
佐藤花さんは「試行錯誤を繰り返して完成したメニューが、老若男女を問わず多くの人に愛されるようになればうれしい」と話した。
新メニューを開発したのは、3年の佐藤花音(かの)さん、佐藤来海(くるみ)さん、清水心優(みゆ)さん。食品科学科では課題研究の一環として、地場産品などを活用したレシピ開発に取り組んでいる。館内のレストラン「フルット」で提供する男鹿産食材を使った新メニューを検討していたGAOが、市を通じて同校に協力を要請したのがきっかけとなった。
開発に当たり、「試作段階で魚の臭み抜きに苦労した」と佐藤来さん。清水さんも「パスタの塩加減など味付けに関する調整が難しかった」と語る。依頼を受けた昨年5月以降、試作と試食会を重ね、半年ほどかけて完成させた。
メインの具となるタラは、地元の水産加工会社男鹿冷凍が調達、加工を担当。高性能の急速冷凍技術を活用することで、冷凍でも食材の品質が保たれるといい、レシピ通りの仕上がりに一役買った。
佐藤花さんは「試行錯誤を繰り返して完成したメニューが、老若男女を問わず多くの人に愛されるようになればうれしい」と話した。