青森市内の小中高・特別支援学校の児童・生徒を対象に募集した「第36回棟方志功賞版画展」(「版画の街・あおもり」実行委員会主催)の表彰式が3日、青森市の協同組合タッケン美術展示館で行われ、最高賞の棟方志功賞に輝いた對馬嵩心(こうしん)君(浜館小1)、松田桜乃介(おうのすけ)君(三内小3)、木村瑠成(りゅうせい)君(高田小5)らをたたえた。同展示館では5日まで、入選以上の作品約300点を展示している。
表彰式では、「版画の街・あおもり」実行委の金子祐子会長が「頑張って最後まで作品を仕上げた達成感は皆さんの宝物。これからは自信を持って、いろいろなことにチャレンジしてほしい」とあいさつし、棟方志功賞や金賞を受賞した子どもたちに賞状を贈呈。
審査員を代表し、日本板画院青森支部の工藤玲子支部長が「感動や喜びを伝えた、元気で明るい作品に数多く出合うことができた」と講評。受賞者の作品については「自分の思いを強く持ち、表現方法を工夫して最後まで主題を追究した素晴らしい作品」と評した。
自転車に一人で乗れた喜びを作品で表現した對馬君は「版画を作るのはとても楽しかった」と笑顔。鬼を演じた学習発表会を題材にした松田君は「髪の毛を彫るのが難しかったけど、受賞できてうれしい」と振り返った。出店のチョコバナナを友達と食べている場面を版画にした木村君は「おいしそうに食べる表情がうまくいった」と語った。同展には、50校から2197点の応募があった。作品は中心街各店舗にも展示されている。
表彰式では、「版画の街・あおもり」実行委の金子祐子会長が「頑張って最後まで作品を仕上げた達成感は皆さんの宝物。これからは自信を持って、いろいろなことにチャレンジしてほしい」とあいさつし、棟方志功賞や金賞を受賞した子どもたちに賞状を贈呈。
審査員を代表し、日本板画院青森支部の工藤玲子支部長が「感動や喜びを伝えた、元気で明るい作品に数多く出合うことができた」と講評。受賞者の作品については「自分の思いを強く持ち、表現方法を工夫して最後まで主題を追究した素晴らしい作品」と評した。
自転車に一人で乗れた喜びを作品で表現した對馬君は「版画を作るのはとても楽しかった」と笑顔。鬼を演じた学習発表会を題材にした松田君は「髪の毛を彫るのが難しかったけど、受賞できてうれしい」と振り返った。出店のチョコバナナを友達と食べている場面を版画にした木村君は「おいしそうに食べる表情がうまくいった」と語った。同展には、50校から2197点の応募があった。作品は中心街各店舗にも展示されている。