「THE新版画」展、弘前市立博物館で始まる

海外の版画家が手がけた新版画の作品を鑑賞する子どもたち

 近年国内外で再び人気が高まる新版画の作品を紹介する特別企画展「THE新版画~版元・渡邊庄三郎の挑戦」が7日、弘前市立博物館で始まった。東奥日報社や青森県弘前市などでつくる「THE新版画展実行委員会」と同館が主催する。11月26日まで。

 新版画界でプロデューサー的な役割を果たした渡邊庄三郎(1885~1962年)が版元(出版社)として手がけた作品を中心に約150点が並ぶ。渡邊は西洋から伝えられた最新の印刷技術や写真の影響により衰退していた浮世絵木版画(錦絵)の復興を志し、木版画による新しい表現を追求した。

 新版画は色彩や構図に西洋画の技法を取り入れており、リアルな陰影表現や華やかな色使いが特長だ。

 風景画が海外で高く評価された川瀬巴水(はすい)の作品も会場に並ぶ。米IT大手アップルの創業者・故スティーブ・ジョブズ氏も愛好家の一人。東京の画廊でたびたび川瀬の作品を購入したエピソードが伝えられている。

 7日、和徳小学校の6年生27人が見学し、国内外の版画家が手がけた作品を鑑賞した。川瀬の作品が気に入ったという川村希(のぞみ)さん(12)は「淡い色使いが印象的だった」と話していた。

 15日午後2時から同館で、渡邊の孫・章一郎氏がギャラリートークを行う予定。

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