日本一へ 虎×金魚ねぷた ねぷた村が販売/弘前

阪神の優勝を祝い販売する「虎ねぷた」。(手前から)制作する檜山さんと高橋さん

 青森県弘前市の観光施設・津軽藩ねぷた村は27日から、プロ野球阪神タイガースがセ・リーグ優勝したことを祝い、虎を模した金魚ねぷたを販売する。ねぷた村が毎年えとにちなんで作る「干支(えと)ねぷた」は1985年、阪神が日本シリーズを制した時に作った虎の金魚が始まり。職人の檜山和大助役は「弘前から日本一へエールを送りたい」と話した。

 26日、ねぷた村では檜山さんと高橋宏美さん(31)が一体一体手作りしていた。大きさは約6センチで、くりくりとした目の虎がバットとグローブを持っている。背中には岩木山と、阪神を指す「猛虎」の文字が虎のしま模様のように描かれている。巨人ファンだという檜山さんは複雑な表情を見せながらも「この勢いをもって日本一になってほしい」と願っていた。

 虎ねぷたは18年ぶりのリーグ優勝にちなみ、1体税込み1800円で180体限定。ねぷた村売店と青森市のアスパムの地場セレクトで販売する。

 問い合わせはねぷた村(電話0172-39-1511)へ。


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