青森県三沢市の夏を彩る「三沢まつり」の前夜祭が24日夜、三沢市のミス・ビードルドームで行われ、市民が一足早い祭りムードを楽しんだ。12台の山車と祭りばやし競演会の審査があり、山車審査では「ヤマトタケル」を制作した平畑祭礼委員会が最優秀賞、祭りばやし競演会では幸町1丁目祭礼委員会が頂点に輝いた。

　会場には各団体が数カ月かけて制作した華やかな山車が集合。祭りばやし競演会ではそれぞれがステージ上で出来を競い合った。1位となった幸町1丁目が模範演技をした後、最後に全団体で1分間の短い合同演技を披露。熱気あふれる圧巻の内容に、市民は拍手を送り大喜びしていた。

　祭りは今年で99回目。25日夜、27日昼には市中心部で山車合同運行、26日は午後に流し踊りやパレードなどが行われる。

　山車と祭りばやし競演会の最高賞以外の審査結果は次の通り。

　◇山車
▽優秀賞　幸町1丁目、薬師町、中央町2丁目

▽特別賞　岡三沢、ふるまき、新町

　◇祭りばやし　（2）銀座連合町内会（3）岡三沢（4）中央町2丁目（5）薬師町
▽審査員特別賞　平畑