水陸両用バスでダム湖遊覧/西目屋村が特別運行

水しぶきを上げ勢いよく津軽白神湖へ入水する水陸両用バス「津軽白神号」=5月28日(西目屋村提供)

 青森県西目屋村は5月上旬から、水陸両用バスと津軽ダム見学をまとめて楽しめる特別運行「ニシメヤ・ダムレイクツアー スペシャル」を開始した。水陸両用バスによるダム湖「津軽白神湖」の遊覧に加え、津軽ダムの管理用通路「監査廊」などを見学できる。特別運行には、同村の民芸品「目屋人形」と同じ紺色のかすりにピンク色の頬かむりを着けたガイドが乗車している。

 コースは「道の駅 津軽白神」を出発し、陸上から目屋渓や鷹ノ巣を眺めながら津軽ダムへ向かう。バスを下り津軽ダムを約1時間徒歩見学した後、ダム湖で約20分遊覧を楽しむ。合計所要時間は約2時間。

 同村の三浦龍児政策推進室長は「子どもたちにたくさん乗ってもらいたい。窓のない車両から、体で西目屋を満喫してほしい」と呼び掛けた。

 特別運行は、毎月第1火曜日の午前9時半と午後1時に運行される。料金は中学生以上3千円、小学生は2千円。ダム見学は階段の上り下りが多く安全確保のため乳幼児の乗車は不可。「目屋人形」の衣装によるガイドは遊覧のみの通常運行でも不定期で行われる。今季の運行は10月まで。

 問い合わせは津軽白神ツアー(電話0172-85-3315)へ。

津軽白神湖で遊覧を楽しむ乗客たち

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