青森県西目屋村は11日、昨年8月の大雨で遊歩道が流された西目屋村の観光スポット・暗門の滝へ向かう「暗門渓谷ルート」が例年とほぼ同時期の7月中旬から下旬に開通できる見通しを明らかにした。今年の白神山地世界自然遺産登録30周年を万全の体制で迎える見込みが立った。
11日、村中央公民館で開かれた、村内外の関係団体でつくる「白神山地・暗門の滝森林環境整備推進協議会」の定時総会で村側が説明した。同会会長の桑田豊昭村長は「今年は雪解けが早く、白神山地周辺に訪れる人が増えていると感じる。整備を急ぎたい」と話した。
暗門の滝は白神山地の世界遺産緩衝地域にある三つの大きな滝の総称。手前から第3、2、1の滝とし、ルート入り口付近の観光施設「アクアグリーンビレッジ」近くから第2の滝まで遊歩道を整備している。昨年は開通1週間で大雨被害に遭い、遊歩道の足場が大きくえぐられるなどして閉鎖した。第2から第1の滝までの道は歩道としての整備はなく、上級者向けの登山ルートとなっている。
村は、昨秋までにルートの入り口から第3の滝までの約2キロのうち、3分の1を整備し直した。残りの作業は今月16日以降に再開、7月中の完了を目指す。
11日、村中央公民館で開かれた、村内外の関係団体でつくる「白神山地・暗門の滝森林環境整備推進協議会」の定時総会で村側が説明した。同会会長の桑田豊昭村長は「今年は雪解けが早く、白神山地周辺に訪れる人が増えていると感じる。整備を急ぎたい」と話した。
暗門の滝は白神山地の世界遺産緩衝地域にある三つの大きな滝の総称。手前から第3、2、1の滝とし、ルート入り口付近の観光施設「アクアグリーンビレッジ」近くから第2の滝まで遊歩道を整備している。昨年は開通1週間で大雨被害に遭い、遊歩道の足場が大きくえぐられるなどして閉鎖した。第2から第1の滝までの道は歩道としての整備はなく、上級者向けの登山ルートとなっている。
村は、昨秋までにルートの入り口から第3の滝までの約2キロのうち、3分の1を整備し直した。残りの作業は今月16日以降に再開、7月中の完了を目指す。