ソメイヨシノが記録的な早さで花盛りを迎えた弘前公園で15日、弘前さくらまつりの開幕を前倒しする「準まつり体制」が始まった。連日たくさんの花見客でにぎわう園内で、いよいよ出店や貸しボートの営業がスタート。4年ぶりに酒類の販売も解禁となり、市民や観光客が桜の下で出店のグルメを味わったり、車座になって宴会を楽しんだりしていた。
同日は西堀の「桜のトンネル」が昨年より1週間早く満開に。約110本のソメイヨシノが咲き誇る道を多くの来園者が行き交った。西堀では多くの観光客が貸しボートを浮かべ、水面(みなも)からの眺めを楽しんだ。
15日時点で園内と外堀のソメイヨシノは満開状態。開花が早かった外堀南側は散り始めており、散った花びらが堀の水面を覆う「花筏(はないかだ)」が見られた。
4年ぶりに職場の同僚と花見を楽しんだ弘前市の会社員桑田貴幸さん(43)は「ここ数年はみんなで飲みに行くこともなかったので、最高に楽しい」と声を弾ませた。
弘前市は同日の人出を推計28万人と発表。新型コロナウイルス禍以前の2019年はピーク時(日)の人出が39万人だった。早坂謙丞・市観光課長は「コロナ前の人出に戻りつつある」と話した。
まつりの本会期は21日から5月5日まで。
同日は西堀の「桜のトンネル」が昨年より1週間早く満開に。約110本のソメイヨシノが咲き誇る道を多くの来園者が行き交った。西堀では多くの観光客が貸しボートを浮かべ、水面(みなも)からの眺めを楽しんだ。
15日時点で園内と外堀のソメイヨシノは満開状態。開花が早かった外堀南側は散り始めており、散った花びらが堀の水面を覆う「花筏(はないかだ)」が見られた。
4年ぶりに職場の同僚と花見を楽しんだ弘前市の会社員桑田貴幸さん(43)は「ここ数年はみんなで飲みに行くこともなかったので、最高に楽しい」と声を弾ませた。
弘前市は同日の人出を推計28万人と発表。新型コロナウイルス禍以前の2019年はピーク時(日)の人出が39万人だった。早坂謙丞・市観光課長は「コロナ前の人出に戻りつつある」と話した。
まつりの本会期は21日から5月5日まで。