4月21日の弘前さくらまつり開幕を前に、弘前公園のソメイヨシノは1947(昭和22)年の調査開始以来、最速ペースで開花に向け成長している。今年のまつりは、新型コロナウイルス感染防止のため禁止していた園内での飲酒が解禁され、青森県弘前市内の関係者は、にぎわい回復に期待を寄せている。ただ27日時点で、まつり期間を前倒しする「準まつり体制」開始日は決まっておらず、出店業者らからは「なるべく早めに教えてほしい」との声も漏れる。
27日、まつりの主催4団体、警察、消防、交通機関、出店業者、電気工事などの関係者が市立観光館で打ち合わせ会議を行った。桜の早咲きに合わせ、設備の点検や清掃を済ませること、前倒しを見越して人員確保を進めていることなどを確認した。
市内の21宿泊施設でつくる市旅館ホテル組合の福士圭介組合長は「4月20日以降は混雑し、キャンセル待ちも出ている状況。問い合わせも非常に多く、これから早咲きに合わせてどんどん(人気が)前にシフトしていくだろう。コロナ以前に近い形に戻ってきている」と手応えを語る。
弘前ハイヤー協会の玉川光幸事務局長は「今年は園内でお酒を飲んで、鍛冶町など飲食店街に向かう客が増えそう。宴会あってこその花見。期待している」と話した。
一方、出店業者の一人は「おのおの店で準備は進めているんだろうけど、いつから始まるか決まってからじゃないと段取りが難しい。早く日付が分かるに越したことはない」とこぼす。
市の神雅昭観光部長は「出店の受け付け、引き渡しなどの準備をどこまで前倒しできるか調整中。早々に対応していきたい」と話した。
市は現時点で、園内のソメイヨシノについて、4月12日開花・17日満開と予想している。31日に改めて今季3回目の予想を発表する。
27日、まつりの主催4団体、警察、消防、交通機関、出店業者、電気工事などの関係者が市立観光館で打ち合わせ会議を行った。桜の早咲きに合わせ、設備の点検や清掃を済ませること、前倒しを見越して人員確保を進めていることなどを確認した。
市内の21宿泊施設でつくる市旅館ホテル組合の福士圭介組合長は「4月20日以降は混雑し、キャンセル待ちも出ている状況。問い合わせも非常に多く、これから早咲きに合わせてどんどん(人気が)前にシフトしていくだろう。コロナ以前に近い形に戻ってきている」と手応えを語る。
弘前ハイヤー協会の玉川光幸事務局長は「今年は園内でお酒を飲んで、鍛冶町など飲食店街に向かう客が増えそう。宴会あってこその花見。期待している」と話した。
一方、出店業者の一人は「おのおの店で準備は進めているんだろうけど、いつから始まるか決まってからじゃないと段取りが難しい。早く日付が分かるに越したことはない」とこぼす。
市の神雅昭観光部長は「出店の受け付け、引き渡しなどの準備をどこまで前倒しできるか調整中。早々に対応していきたい」と話した。
市は現時点で、園内のソメイヨシノについて、4月12日開花・17日満開と予想している。31日に改めて今季3回目の予想を発表する。