絶景姫神山、爽快山開き 花々や新緑楽しむ

登頂の喜びを分かち合い万歳三唱する人たち
 盛岡市の姫神山(1124メートル)は19日、山開きした。青空の下、約1200人が新緑の登山道と山頂からの絶景を満喫した。

 山開きの催しは盛岡市と盛岡観光コンベンション協会が主催し、同市玉山馬場の一本杉登山口で神事を行い、安全を祈願した。谷藤裕明市長らがテープカットし、登山客はめいめいに一歩を踏み出した。

 一本杉コースではカタクリやスズラン、スミレなど愛らしい花々が出迎え、目を楽しませた。登山客は声を掛け合って丸太の階段や山頂付近の岩場など変化に富んだコースを進み、約2時間かけて登頂した。山頂ではお神酒も振る舞われ、万歳三唱して喜びを分かち合った。遠く岩手山を望む絶景を思い思いに楽しんだ。

 登山仲間と訪れた一戸町西法寺の小野寺多美子さん(68)は「野草など自然を楽しみながら親睦を深めた。体を鍛えるため登り続けたい」とほほ笑んだ。滝沢市巣子のパート橋本のり子さん(59)は「毎年登っているが、やはり気持ちがいい」と山頂で声を弾ませた。

 今年は例年より人が多く、山頂付近では順番待ちの列ができるほどだった。同市玉山総合事務所の工藤貢産業振興課長は「天気に恵まれにぎやかな山開きとなった。今年も多くの人に豊かな自然を楽しんでもらいたい」と期待する。

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