鮮やか赤肉の「美紅」 新リンゴのケーキ/弘大カフェ

赤肉リンゴ「美紅」を使い、弘大カフェが開発したレアチーズケーキ

 弘前大学生まれのリンゴをPRしようと、弘大藤崎農場(青森県藤崎町)と弘大カフェ(弘前市)が連携して23日、デビューしたばかりの赤肉リンゴ「美紅(みく)」のレアチーズケーキを同カフェで発売した。弘大開発のリンゴ8種類を使った試作販売では客の反応が一番良かったといい、林田大志助教は「生でも加工してもおいしい美紅を知ってほしい」と話す。

 美紅は実の鮮やかな赤と爽やかな甘み、歯ごたえの良さが特徴で、2020年3月に商標登録された。

 レアチーズケーキには、歯ごたえを残した角切りの煮リンゴを入れ、スライスし軽く加熱した実で作ったバラの花を載せた。

 開発した同カフェの阿保史子店長は「美紅のおいしさをそのまま生かした。着色料を一切使わず、この鮮やかな赤になるのは驚き」と話す。

 同市と北海道函館市で12月1日から始まる周遊観光イベント「ひろはこ」の公式キャラクターは「雪ミク」。林田助教は「ミクつながりで食べに来てくれれば」と期待を込めた。同ケーキは、コーヒーとのセットで税込み910円。

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