
国の天然記念物で「日本一の大イチョウ」で知られる青森県深浦町北部の「北金ケ沢のイチョウ」のライトアップが16日始まった。葉が色づき始めた巨木が暗闇に浮かび上がり、青森県西海岸の晩秋の夜を彩っている。
点灯式では、地元の修道小1~4年の児童有志12人が「ビッグイエロー」と元気なかけ声を響かせながらスイッチを入れた。3年の工藤維流(いりゅう)君は「近くで見ると迫力があって、さらにきれい。多くの人に見てほしい」と語った。
町観光課によると、点灯は今年で11回目。30日までで、時間は午後4時半~同8時半。葉の色づきは現在三分程度で、22日ごろに見ごろがピークとなる見込み。町は樹木保護のため周囲に柵を設置しており、直接触ることはできない。
イチョウの幹回りは22メートル。国内の樹種別では1位、全樹種でも3位となっている。イチョウ付近では十三湊を拠点に栄えた安藤氏が14世紀後半、寺院を建立した伝説が残るほか、幹から乳房のような形の「気根」が垂れ下がっているため、母乳の出ない女性の信仰対象にもなった。
点灯式では、地元の修道小1~4年の児童有志12人が「ビッグイエロー」と元気なかけ声を響かせながらスイッチを入れた。3年の工藤維流(いりゅう)君は「近くで見ると迫力があって、さらにきれい。多くの人に見てほしい」と語った。
町観光課によると、点灯は今年で11回目。30日までで、時間は午後4時半~同8時半。葉の色づきは現在三分程度で、22日ごろに見ごろがピークとなる見込み。町は樹木保護のため周囲に柵を設置しており、直接触ることはできない。
イチョウの幹回りは22メートル。国内の樹種別では1位、全樹種でも3位となっている。イチョウ付近では十三湊を拠点に栄えた安藤氏が14世紀後半、寺院を建立した伝説が残るほか、幹から乳房のような形の「気根」が垂れ下がっているため、母乳の出ない女性の信仰対象にもなった。

