ゲーム開発の裏側披露、弘前で5、6日

「津軽為信統一記」のキャラクターのスケッチ(つけらっとゲームス提供)

 青森県弘前市を中心に活動するゲーム開発サークル「つけらっとゲームス」が5、6の両日、ゲームの企画書や仕様書、プログラムデータなどを公開する展示会を同市で開く。制作の裏側を明らかにする珍しい試みで、ゲーム業界に興味を持つクリエイター志望者を支援するのが目的。期間中はサークルのメンバーが会場で質問を受け付ける。同サークルは「弘前からヒット作品を生み出したい」と将来像を思い描く。

 サークルは、弘前市のIT企業「エイコードバンク」のゲーム開発部のメンバー4人が独立し、9月に結成した。エンジニアで代表の三浦斎(ひとし)さん(46)=平川市=がプログラミング、他の3人がキャラクターデザインなどグラフィックスを担う。特定の活動拠点を持たず、それぞれ自宅などで作業を進める。気楽にゲームを楽しんでほしいという思いを込めて、サークル名には津軽弁の「つけらっと(知らないふりして)」を冠した。

 メンバーたちは、エイコードバンク時代に歴史ゲーム「津軽為信統一記」をリリースしたほか、パズルゲーム「パズリィハウス」に弘前市内の風景イラストを取り入れるなど、地域密着型のゲーム作りをしてきた。

 資金力の面から現時点で大幅な事業拡大は難しいが、将来的にはイラストやシナリオ作成などを地域内のクリエイターに委託し、産業全体を活性化させることを目指す。

 「ゲーム開発に携わりたいけど、何をしたらいいか分からないという人は多い。そんな人たちが一歩踏み出すきっかけになれば」と三浦さんは展示会に期待を込める。

 展示会は5日午前11時~午後7時、6日午前11時~午後5時に弘前市百石町の弘前オランドで開く。

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