環状列石巡って「御縄印」集めいかが?

4遺跡の「御縄印」を手にする竹中代表理事。左から小牧野遺跡、大森勝山遺跡、大湯環状列石、伊勢堂岱遺跡

 世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産のうち、環状列石を主体とする青森県と秋田県の4遺跡が協力し、23日から「ストーンサークル巡礼」イベントを始める。四つの環状列石を巡る人は各遺跡で特製の「御縄印(ごじょういん)」を受け取ることができ、全て集めると記念品がもらえる。参加無料。配布は11月15日まで。

 青森市の一般社団法人小牧野遺跡保存活用協議会が主催。「御城印」ならぬ御縄印はオリジナルデザインで、それぞれ小牧野遺跡(青森市)、大森勝山遺跡(弘前市)、大湯環状列石(秋田県鹿角市)、伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡(同北秋田市)の出土品や特徴をモチーフにしている。

 御縄印はいずれも500枚限定。四つの遺跡を巡る予定の人を対象に、各ガイダンス施設でスタッフが手渡しで配布する。大森勝山遺跡は曜日によって配布場所が変わる。小牧野遺跡のガイダンス施設では「御縄印帳」ももらえる。

 同協議会の竹中富之代表理事は「同じ環状列石でもそれぞれ特徴がある。大きさや形状、ロケーションなどを肌で感じ、魅力を知ってほしい」と話す。

 問い合わせは「縄文の学び舎(や)・小牧野館」(電話017-757-8665)へ。




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