浴衣で金木町の街歩き 太宰にちなんだコース

浴衣姿で街歩きする「公開講座 奥津軽」のメンバー

 青森県五所川原市金木町の市民グループ「公開講座 奥津軽」(角田周代表)は、旧金木町(五所川原市)出身の作家太宰治にちなんだ地元の名所を浴衣姿で巡るモデルコースづくりに取り組んでいる。11日は同グループのメンバーが浴衣を着て約1時間の街歩きを楽しんだ。

 金木地区の観光活性化につなげる企画の一環。当初は寺院を開放し、浴衣でクラシック音楽を聴くイベントを検討していたが、新型コロナが増加傾向となり内容を変更した。

 11日はメンバーの其田純子さん、加藤則子さん、荒関留恵子さんが自前の浴衣を着て集まった。角田さんらが動画や静止画を撮影しながら、太宰の生家津島家の菩提寺(ぼだいじ)・南台寺や金木八幡宮、太宰が子守のタケと幼少時に通った雲祥寺などを回った。南台寺で津島家の墓に手を合わせた後、小説「思ひ出」に登場する雲祥寺を訪れ太宰治記念碑を見学。小説で紹介されている後生車を回し、太宰文学に思いをはせた。

 生家の斜陽館、津軽鉄道金木駅、太宰記念スタンプがある金木郵便局などを、街並みを眺めながらゆっくり巡った。其田さんは「浴衣とお寺がマッチして、あらためて日本の良さを実感した。浴衣姿で歩く観光コースがあると面白い」と感想を語った。

 角田さんは「今後、観光マップを用意する。浴衣で金木を訪れた人を対象に、8月末まで夏季限定で無料観光ガイドに応じる」と話している。問い合わせは角田さん(電話080-3195-4036)へ。

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