「三縞こぎん」から着想 特製ピザ/五所川原

三縞こぎん(左)の特徴である3本線をイタリア国旗の3色になぞらえた「三縞ピザ」を試食する女性客

 青森県五所川原市金木町のカフェ「かなぎカフェmelo(メーロ)」を経営する阿部美紀さん(39)が、津軽の伝統的な農業着「三縞(みしま)こぎん」が市文化財になったことを記念して「三縞ピザ」を考案し、19日から提供を始めた。5月5日までゴールデンウイーク期間限定で販売する。

 三縞こぎんは、江戸時代に農民が作業着にした「刺し子」の一種で、身頃部分に3本の横縞が入っているのが特徴。岩木川下流域の旧金木町周辺に多く分布している。

 今年1月に市有形文化財に指定され、同市金木町の市民団体「公開講座 奥津軽」の角田周代表が3本線にちなんだメニュー作りを同地区の飲食店に持ちかけたところ、イタリア留学経験のある阿部さんが同国の3色国旗に見立てたピザを考えついた。

 「三縞ピザ」は、緑がバジルソースとポテト、白がチーズとシラス、赤がトマトソースとサラミをトッピングしており、異なる三つの味を楽しめる。阿部さんは「メニューに三縞こぎんの解説文を付け、知らない人に興味を持ってもらう一助にしたい」と話した。角田さんも「若者はこぎんそのものを知る人がほとんどいない。食を通じて気軽にこぎん文化を知ってほしい」と期待を込めた。

 「三縞ピザ」は直径19センチサイズで、価格は750円(税込み)。同カフェは月曜日定休。

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