真っ白な壁を堪能/ゴールドラインが開通

車も人も、どこまでも続く白い壁を縫うように進む「雪の回廊」=1日午前、傘松峠-睡蓮沼間

 除雪作業が終わり、「雪の回廊」が貫通した八甲田・十和田ゴールドラインが1日から一般車両の通行が可能になった。行楽客は高さ約7メートルという雪の壁を車で縫うように進み、雄大な雪山の景観を満喫。青空が広がり、八甲田の連山に日差しが差し込むと、春の訪れを実感していた。

 青森市酸ケ湯のゲート前には約10台の車が列を作り、午前9時の開門を待った。

 毎年、スパイクタイヤを履いたスポーツタイプの自転車で雪の回廊を回るという弘前市の男性会社員は「静かな山を自転車で走ると気分は爽快で、やめられない。昨年は雪不足で壁がやや低かったが、今年は期待できる」と力強くペダルをこぎだした。

 雪の回廊に車で乗り入れた行楽客は助手席から長く続く壁を動画に収め、上に登って高さを実感。真っ白な壁の下で記念写真に納まった。

 酸ケ湯-十和田市谷地間は21日まで午後6時から午前9時まで夜間通行止めとなる。

十和田市

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