大雪像の制作スタート 弘前城雪灯籠まつり

大雪像制作のため、足場の点検や除雪をする自衛隊員

 青森県弘前市で2月10~13日に行われる「弘前城雪燈籠(どうろう)まつり」に向け、陸上自衛隊弘前駐屯地の隊員たちが11日、弘前公園四の丸で大雪像の制作作業を始めた。まつり前日の2月9日の完成を目指す。

 大雪像のテーマは、明治期に建てられた函館市の洋館「旧函館区公会堂」。岩木山麓から大型ダンプ136台分の雪を運び、高さ6メートル、幅15.5メートル、奥行き4メートルの像を制作する。柱やバルコニーの精巧な装飾を再現するため、例年より細かい作業が必要という。

 作業開始に当たり、同駐屯地司令の天内明弘1等陸佐が「市民や観光客に、感動と興奮を与えるような大雪像を完成させよう」と訓示。まつりのため組織した「弘前城雪燈籠まつり協力隊」の隊員67人が早速、スコップを手に足場周りの除雪や点検を行った。

 協力隊長の木村勝彦3等陸佐は「例年よりも雪が多いので、いい雪像を造りたい」と話した。

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