昨年、全線開業「90+1周年」を迎えた津軽鉄道(澤田長二郎社長)は、過去の周年イベントを映像や写真で紹介する特設ページをオンライン上に開設している。新型コロナウイルス禍で90周年記念イベントは昨年も開催できなかったが、代替企画として青森県外の津鉄ファンから資料提供を受け、ネット上で過去に思いをはせる場をつくり上げた。
「津鉄きしゃっこカーニバル2021」と銘打った特設ページでは、70周年(2000年)から85周年(15年)のイベントで運行した特別列車を撮影した約3時間35分の映像を公開。さらに、関係者がイベントの舞台裏をコラム形式で明かしている。
このうち、映像は有料配信で、閲覧用パスワードが記された記念乗車券(2千円)の購入が必要。同券は津軽五所川原駅・金木駅・津軽中里駅の窓口と津鉄オンラインショップで販売している。
新型コロナで一昨年の90周年記念の催しが延期となったことを受け、津鉄は91周年の昨年を90+1周年と位置付け、ファンが集うイベントを予定していた。だが、コロナ収束が見通せずまたも中止に。
そんな中、以前から津鉄のイベントの企画・運営に携わってきた東京都の会社員三瓶嶺良さんから協力の申し出があり、東京学芸大学鉄道研究部OBをはじめとする多くの津鉄ファンから資料提供を受け、特設ページ開設に至った。
津鉄の澁谷房子社長付顧問は「津鉄を思う人たちのおかげで開設できた。貴重な資料がたくさんあるのでぜひ見てほしい」と話している。
「津鉄きしゃっこカーニバル2021」と銘打った特設ページでは、70周年(2000年)から85周年(15年)のイベントで運行した特別列車を撮影した約3時間35分の映像を公開。さらに、関係者がイベントの舞台裏をコラム形式で明かしている。
このうち、映像は有料配信で、閲覧用パスワードが記された記念乗車券(2千円)の購入が必要。同券は津軽五所川原駅・金木駅・津軽中里駅の窓口と津鉄オンラインショップで販売している。
新型コロナで一昨年の90周年記念の催しが延期となったことを受け、津鉄は91周年の昨年を90+1周年と位置付け、ファンが集うイベントを予定していた。だが、コロナ収束が見通せずまたも中止に。
そんな中、以前から津鉄のイベントの企画・運営に携わってきた東京都の会社員三瓶嶺良さんから協力の申し出があり、東京学芸大学鉄道研究部OBをはじめとする多くの津鉄ファンから資料提供を受け、特設ページ開設に至った。
津鉄の澁谷房子社長付顧問は「津鉄を思う人たちのおかげで開設できた。貴重な資料がたくさんあるのでぜひ見てほしい」と話している。