心にぬくもり しあわせの花/平内夜越山公園

流れ落ちる滝のようにディスプレーされたコチョウランを見つめる家族連れ=4日午前、平内町の夜越山森林公園

 5日は二十四節気の一つ「小寒」。最も寒さが厳しい時期の始まりとされる。青森県内全域が冷え込んだ4日、平内町の夜越山森林公園サボテン園では、縁起の良い植物を集めた「しあわせの花展」が始まり、来場者は暖かい温室で育つ花や木の姿を楽しんだ。展示は16日まで。

 しあわせの花展は2015年に始まり、今年で8回目。室温約17度以上の温室には、「万両」(ヤブタチバナ)など両の文字が別名に付く木や、「難を転じて福となす」の語呂合わせで寄せ植えに使われるナンテンとフクジュソウなど縁起の良い植物を展示。幸福、長寿などを花言葉に含む植物を合わせ20種類、約50鉢を取りそろえている。メインディスプレーは「幸福が飛んでくる」が花言葉のコチョウランを滝に見立てて豪華に飾り付けた。

 埼玉県の木村悠乃(はるの)ちゃん(5)は、帰省中の父淳(あつし)さん(36)、母真紀子さん(36)、祖母の春枝さん(62)=青森市=と共に訪れ「きれいなお花は大好き」と喜んでいた。

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